カルテット
ドラマのカルテット。
痛いくらい突き刺さってくる言葉や、感銘を受けて保存したい言葉や、なるほどって思う言葉や、
とにかくこのドラマは言葉が印象的で、いろんな言葉に溢れてる。
ミッキーカーチス(役名わからない)がすずめちゃんに言ってた
君の好きはどこいくの。置き場所に困らないかい?
って言葉は優しくて、でも厳しくて。
困ってるよ!困ってる。
でもこんなふうに心を読んでくれる、読もうとしてくれる人がいてくれたらなって羨ましかった。
あとは、まきさん夫さんがまきさんのことを
愛してるけど好きじゃない
って言ってた。世の中で、人生で、こんなに辛い言葉ってあるのかなって。
わたしは《情》というものでは愛されてるかもしれないけど、人として好きって気持ちはもう失われて、そういう意味ではもう誰にも愛されてなくて。
この先も誰にも愛されなくて。
だから辛かった。
なんで世界には愛なんてものがあるんだろう。そんなものがあるから辛い思いをしなきゃいけない人がたくさんいて、そんなものさえなければ、みんな楽しく平和に仲良く、それこそ愛を持って生活できる世界になるのにな、なんて。
あれ、けっきょく愛か。
わかった、なくなってほしいのは恋だ。あと恋愛とか好きって気持ち。そんなものさえなければ。不幸は生まれないのに。だってそしたら嫌いになることだってないんだから。
だからわたしは人を信じられない。